Gears(ギアーズ)

現在

ChromeブラウザーのHTML5が向上したためプロジェクトごと消滅

正式名称はGearsだが、Google Gears APIとも呼ばれる。

Gearsは一言でいうと、Webアプリがインターネットに接続しなくても動くようになります。これまでは、cookieなどを使った単純なデーターの保存しかできませんでした。今後、本格的なWebアプリがオフラインでも動くようになりそうです。

携帯電話では、接続に時間がかかったり、契約プランによっては料金がかかるので便利になります。

JavaScriptで操作する。GWTで一部機能対応

Gearsの代表的な機能はSQLデーターベースでのデーター保存機能ですがその他にもWebアップを作るうえで重要な機能がいくつかあります。

ブラウザーのキャッシュ機能を使った、データーのキャッシュの管理は困難です。このローカルサーバー機能を使えば、画像/HTMLを保存することでき、Webアプリの起動を高速にすることが可能です。

データーの保存だけでしたら、cookieやSWFのストレージ機能など別の方法がありますが、複雑なWebアプリのデーターを保存するには SQLが必要です。Gearsのデーターベース機能は高速なデーターのやり取りが可能です。

処理の重いJavaScript処理は、ブラウザーが固まってしまいます。ワーカープール機能を使えば、ブラウザーを固めることなく重い処理を実行可能です。

ジオロケーションを使えば、GPSがなくても、現在の位置情報の取得が可能です。 (デスクトップは未完成のためまだほとんど使えません)

デスクトップ機能を使えば、Webアップを開く、ショートカットの作成が可能になります。またファイル選択時に、複数選択したり、ファイルの形式でフィルタリングも可能になります

それ以外にもAudioやCameraやCanvasなどの対応が検討されています。 http://code.google.com/p/gears/w/list

Gears対応によってネット切断時にデーターが見えなくなる不安（特にメールなど)が解消され、デスクトップアプリとの違いはなくなって来ました。

Google Docs Google Reader

別途プラグインをインストールします Windows版のGoogle Chromeには最初からインストール済み

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