HTML5
パソコン上のクロムから、Androidクロムのデバッグをする方法を説明します。
少し前のバージョンのChromeでもAndroid SDK入れて、ADB使ったり、あるいは何か機能拡張を入れれば使えていましたが
なんとChrome32
からAndroid端末とパソコンをUSBケーブルで繋ぐだけでデバッグできるようになりました。
ただしWindowsパソコンは別途USBドライバー入れる必要ありますが
ここでは、リモートデバッグを出来るようにする手順を説明します。
注意事項
たまにChromeが謎の終了をすることがあるので、他の作業をやりながら試すのは避けたほうが無難
chrome://inspect
を開いて、Discover USB DevicesをチェックまずはUSBケーブルを繋ぎます。 Macを使っていれば、何も必要ありませんが、Windowsの場合、Android端末を認識できるよう別途ドライバーが必要になります。 使っている機種によってドライバーは変わってきますたNexusシリーズの場合
Google USB Driveのページの右上の
Download Google USB Drive
よりドライバーをダウンロードして展開します。
コントロールパネルよりデバイスマネージャーを開きます。 すると、うまく接続できていない場合は、Nexus7?みたいな感じで表示されていますので、ドライバーをインストールします。ドライバーは先ほどダウンロードした物を選びます。 インストール手順は、使っているWindowsの種類や端末によって異なります。
Windowsの場合は[Android Composite ADB Interface]みたいなのがデバイスマネージャーに表示されている必要があります。(ポータブルデバイスの所だけでなく)
より詳しくは、Android USBドライバーをWindowsにインストール を参照
設定から管理者向けオプション
をというのを開く必要があります。
ただし、最初の状態だと、メニューに表示されていませんので、タブレット情報を開いて、下のビルド情報を連打して、デベロッパーという状態にする必要がります。
すると、管理者向けオプションが設定に出てきますので、デバッグの所のUSBデバッグをチェックします。
USBデバッグを許可しますか?
と出るのでOKを押します。
再度、USBデバッグを許可しますか?と下にこのパソコンのフィンガープリントと 出ますので、OKを押します。
慣れてきたら、このパソコンからのUSBデバッグは常に許可するをチェックしてもいいです。そうすると、確認の手間が省けます。
その場合は、下のUSBデバッグ許可の取り消し
を押すことで後で無効にすることもできます。
許可が必要なので、うまくいかない場合は、この画面から、USBデバッグをオフにして再度オンにしてみましょう。
より詳しいやり方は、USBデバッグを有効にする を参照
ちなみに、古い記事とかではChromeモバイルの設定でUSB Debugを有効をチェックとかありますが、新しいChromeでその設定はなくなりました。
ブラウザーのURLの所にchrome://inspect
と入れてInspectモードにします。
そして、Devicesの所のDiscover USB Devices
にチェックを入れることでリモートデバッグできるようになります。
接続している端末ごとのブラウザーと開いているページが一覧表示されます。
URLを入れてopenボタンを押すことで、ページを開くこともできます。 そして、inspectをクリックすることで、Chromeでお馴染みのデバッグ画面でAndroidの動作をデバッグすることができます。
もし表示されない場合、`Windowsの場合USBドライバー`・そして`USBデバッグの許可`を再確認してみましょう。あとまれにChromeブラウザーが古いままのケースも考えられるでしょう。
ちなみに、古い記事では、chrome://flagsでUSBを有効にする必要があるとかありますが 新しいChromeでは必要無くなりました。